O2センサーへのカーボン堆積によるセンサー作動遅れ
エンジン始動直後や走行中にいつの間にかエンジンチェックランプが点灯しています。エンジンの調子は悪くないことが多く、そのまま乗り続ける方も。
原因としては、O2センサーにカーボンが堆積し、センサーの動きが遅くなることで、エンジンチェックランプを点灯させます。
恒久的な解決策は残念ながら無く、O2センサーをクリーンしエンジンチェックランプを消すぐらいしかないのが現状です。
カーボンが堆積する要因としては、私が推測するに2つあると考えます。
①ドイツの軽油より日本の軽油が質が悪いこと
②街乗りがメイン(短距離走行が多い)であること
①は日本に暮らしている以上どうにもならないので割愛します。
②の根拠として短距離走行が多いとカーボンが堆積しやすくなるからです。
なぜなら、エンジンは冷感状態の時に燃料を多く噴射します。
短距離走行ばかりだと燃料過多の状態が続き、燃焼室の余剰燃料はススやカーボンになります。
長距離走行をすれば、エンジンはDPF再燃焼モードに自動で制御されススやカーボンを燃やし除去します。
※Vクラスには強制的なDPF(ディーゼルパティキュレートフィルター)再燃焼がなく、自動制御により行われます。
作動条件としては恐らく、長距離走行時にメインで作動していると推測されますが、街乗り、短距離走行ばかりだとDPFの再燃焼が行われにくく、カーボンが堆積しやすくなるということです。
結論としましては点検、車検などのタイミングでセンサーをクリーンすることで故障を予防していくことが一番大事かなと思います。
ひとつ前のVクラス(639)に比べずいぶん故障が少なくなりましたので、長く乗るには良い車です。
※国産のアルファード等に比べるとやはり故障は多くなりますが。
ドイツ車としてのブランド価値やデザインに惹かれる方にはぜひお勧めです。
最後まで読んで頂きありがとうございました。
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